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今月のよもやま話

平成19年8月・葉月

賤ヶ岳の七本槍(脇坂安治)

●今月は、脇坂安治(わきさかやすはる)が亡くなった月です。
●安治は、琵琶湖(滋賀県)の北方賤ヶ岳の戦いで戦功を上げ
秀吉より3000石を貰いました。
この時に功が有った加藤清正福島正則ら七人を特に
「賤ヶ岳(しずがたけ)の七本槍」と称して
呼ばれるようになりました。
安治は、その七本槍の一人です。
その後、秀吉の子飼いの家臣作り政策にのり
トントン拍子に出世して、摂津国で1万石
大和の国で2万石、淡路洲本で3万石と出世しました。
●「関ヶ原の戦い」では、安治が大阪に居た為、
やむなく西軍(石田三成側)に付きましたが、
小早川秀秋が裏切った時に、
この機を逃さず東軍(徳川家康側)に寝返りました。しかし、
「関ヶ原」以前より家康に事情を話していた為
裏切り者の刻印は押されませんでした。
それどころか、「関ヶ原」後は、53000石となりました。
その後、譜代大名の地位までも貰いました。
●脇坂家は、三代目安政の代で播磨の国・龍野へ移封となり
明治維新まで家系が続きました。



●写真は、龍野の町です。良い町です。
●見た目は城ですが、内容は、陣屋(防御施設が無い)造りです。
龍野は、五万石の大名ですので、
本格的な城は作れませんでした。
●9月のよもやま話は、長州との停戦「勝海舟」です。又、聞いて下さい。

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