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今月のよもやま話

平成14年11月・霜月

小田原攻め(豊臣秀吉)

●今月は、豊臣秀吉が北条氏直に宣戦布告をした月です。
●北条家は関東の覇者で、
氏直は北条早雲から数えて五代目の名門です。
秀吉が全国の大名に私的な戦いを禁止したにもかかわらず、
氏直が真田領真田昌幸)の名胡桃城(下の写真)を奪いました。
この事に秀吉が怒り宣戦布告をしました。
●しかし、秀吉は、小田原(北条家)は簡単には落ちない。
まずい戦はしたくない。
しかも、自分が天下人である事を知らしめたい。
そこで、秀吉は、新しい戦の方法を考え付きました。
秀吉は、城攻めの天才でした。
戦を物見遊山の旅のようにしました。
●京都を出陣する時から天下人の出陣でなくてはならないと考え、
出陣は、お祭りの様に、うんと賑やかに、
うんと派手にする様命令しました。
●秀吉は、金の鎧に朱の威し(おどし・鎧の板を結ぶ糸)で、
太刀も金、すべて金でした。
馬にも鎧(よろい)を着せ、金を張りました。
とにかく金と朱でした。
金で無い所は朱、朱でない所は金という派手ないでたちでした。
誰もが秀吉の世を確信したでしょう。
●馬上、付け髭(ひげ)を付けた秀吉は
上得意で京都を出立したことでしょう。
見物人が、現在の滋賀県大津まで、出ました。
それは、それは、華やかなパレードでした。



●関越高速・月夜野IC降りてすぐです。
石碑の前に我家の犬が居ます。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●12月のよもやま話は「冬の陣」です。又、聞いて下さい。

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Copyright 西室 博史 2002