令和６年５月・皐月

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「中村一忠」（外様潰し）

●今月は、中村一忠（なかむらかずただ）が亡くなった月です。



　[上の写真は、中村一忠が関ヶ原の功で貰った米子領の米子城（鳥取県米子市）です。　
　前は静岡に居ましたが、関が原後は、遠いい米子です。
　外様大名は、関東から遠くに追いやられました。
　中村一忠が入る前は、毛利家の吉川広家が居ました。]

一忠は、秀吉の家臣・中村一氏（かずうじ）の嫡男です。
その一氏の話です。山崎の戦い、賤ケ岳の戦い、小牧長久手の戦い等
秀吉初期からの家臣です。そして、駿府城（静岡）１４万石となりました。
●秀吉亡き後、関が原では、東軍（家康側）に属しましたが、
関ヶ原の戦い２ヶ月前の７月に病死しました。その為に、
急遽１１歳の長男・一忠が跡を取り出陣しました。その戦功で
伯耆国（ほうきのくに）１７万石を家康から貰いました。
しかし、一忠は、２０歳で病死しました。跡継ぎが居ない為に外様潰しで
お家断絶されました。中村家の後は、結果的に池田家が入りました。



　[上の写真は、米子城の天守閣跡です。後方に見えるのが山陰第一の大山です。]

●今月は、これにてお仕舞です。有難うございました。

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