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今月のよもやま話

平成23年1月・正月

坂下門外の変(安藤信正)

●今月は、「坂下門外の変」が有った月です。
●江戸城の坂下門外で老中の筆頭・安藤信正(あんどうのぶまさ)が
叉も水戸の浪士に襲撃されました。
桜田門外で井伊直弼が襲撃された2年後の事です。
●それは、安藤信正が井伊直弼の政策を継承して公武合体論を唱え
皇女和宮を第14代将軍徳川家茂(いえもち)に降嫁させました。
この事に水戸の浪士が憤慨し老中の筆頭(安藤信正)を襲撃しました。
井伊直弼の時(桜田門外の変)のように直訴を装って行列の正面に出て
ピストルを駕籠に向けて一発、ピストルの玉ははずれましたが、
それが合図で皆が切り込みました。襲った浪士は6人です。
信正には、供回りが50人以上いましたので
信正は背中に傷を負っただけで
坂下門内に逃げ込み一命をとりとめました。しかし、
この後ろからの傷が「武士にあるまじき事」として老中を罷免させられました。
しかも、二万石没収させられ磐城平藩は三万石となりました。
更に、信正は蟄居させられました。
戊辰戦争では、奥羽越列藩同盟に加盟し徳川幕府側に付き
新政府軍に対抗し負けました。この時も叉、蟄居させられました。
●安藤信正が「坂下門外の変」で老中を罷免させられた後に
板倉勝静が老中の筆頭に就任しました。



●写真の右側の小屋は、門の守衛所です。その後方が坂下門です。
これ以上近くには進めませんでした。
●我家の犬2匹と息子夫婦の犬2匹を連れて坂下門前での記念写真です。
●2月のよもやま話は、「利休の肖像画」(長谷川等伯)です。
又、聞いて下さい。

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