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今月のよもやま話

平成21年2月・如月

天下のご意見番「大久保彦左衛門」

●今月は、大久保忠教(おおくぼただたか)が
亡くなった月です。
●通称「彦左衛門(ひこざえもん)」又は、
「彦左(ひこざ)」と呼ばれています。
講談で、魚屋の一心太助と共に有名な人物です。
講談では、眼鏡を掛けた人の良いお年寄りの殿様で
「天下のご意見番」と呼ばれています。
●彦左は、徳川家譜代で「三河以来」と称される名門です。
第一次上田攻めにも出陣しました。
しかし、この時は惨敗でした。又、
大坂夏の陣では槍奉行として出陣しました。
●彦左は、子孫の為に「三河物語」を書き残しました。
この三河物語には、自伝と共に
彦左から見た徳川家の歴史が書いてあります。
又、主君家康の為に苦労をしたにも拘らず
報われないという愚痴も書いてあります。
●世の中が安定して平和な時代が来ると
戦国の世の精神を持った武士よりも
官僚文官が必要とされるようになりました。
彦左のような武骨な武士は窓際へ追いやられてしまいました。



●写真は、彦左衛門の墓が有る立行寺(東京都港区)です。
左後ろの緑色をした屋根の下に墓が有ります。
●写真の車は、我家の愛車です。
何と216000キロも走っています。
●3月のよもやま話は、「そうせい候」です。
又、聞いて下さい。

ご指摘・ご意見等ありましたら、是非 こちらまでメール下さい。

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