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今月のよもやま話

平成17年2月・如月

井伊の赤備え(井伊直政)

●今月は、井伊直政(いいなおまさ)が死亡した月です。
●直政は、徳川家康の家臣で、四天王の一人です。
「井伊の赤備え」「井伊の赤鬼」と呼ばれ、
恐れられていました。
いつも、家康の先鋒を務めていました。
「関が原の役」後、彦根18万石を与えられ、
京都(天皇・公家)と西国大名
監視する役目を受持っておりました。
ですから、家康の家臣で一番の石高です。
●直政は、武辺だけでなく、情も有りました。
「関が原の役」に敗れた石田三成を家康から預かった時に、
直政は、以前と変わらぬ礼節を以って遇しました。
これを見て、家康は、
「汝の功、巨大、実に創業の元勲なり」と誉め称えました。
直政の貰った彦根(佐和山)は、三成の旧領の為、
三成を慕っている者が多く居ました。ですから、
領民に悪い印象を与えないように配慮しました。
それ故、
「関が原の役に関する事は話すな。」と堅く家臣に命じました。
●この井伊家から、幕末に大老の直弼(なおすけ)が出ます。



●歴史好きの諸先輩方と彦根城の見学です。
天秤櫓前にて一休みです。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●3月のよもやま話は「長州の話」です。又、聞いて下さい。

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