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今月のよもやま話

平成21年9月・長月

幻の邸宅(聚楽第)

●今月は、秀吉が大坂城から家族で聚楽第(じゅらくてい)
引っ越して来た月です。そこで、聚楽第の話です。
●聚楽第は、豪華絢爛な建物で瓦にも金箔が貼り付けて有りました。
邸宅と思われがちですが、堀が廻らしてあり実際は城です。
聚楽城とも呼ばれていました。
京都の内野(上京区)に有ったと言われています。
非常に広大な土地で、秀吉旗下の大名や
千利休もこの中に屋敷を貰いました。
●秀吉は、ここへ後陽成天皇を5日間も招いて接待しました。
その後、甥の秀次(関白)の住まいとなりましたが、
秀次滅亡後に徹底的に破壊されました。
完成後たった8年で壊されました。
その遺構が西本願寺に有る飛雲閣と言われております。
●私ことですが、この飛雲閣(下の写真)での茶会の券を運良く、
藪内流の先生から戴く事ができました。
当時は、実は、舟で建物(写真)の左下(テントの左側)の
舟着場から出入りしました。見えにくいですが石の階段が有ります。
ですから石橋(小生が居る処)は無かったです。
その舟着場(舟入の間)の続きが接見の場「招賢殿」(一階)です。
この招賢殿で有り難いことにお茶を戴く事ができました。



●二階は、「歌仙の間」で三十六歌仙が描かれています。
外側から見える板戸には六歌仙が描かれています。
三階は、星を摘むという「摘星楼」です。
●9月のよもやま話は、「荒木村重」です。
又、聞いて下さい。

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