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今月のよもやま話

平成19年1月・正月

名代官(江川太郎左衛門)

●今月は、江川(えがわ)太郎左衛門が亡くなった月です。
●太郎左衛門は、代々襲名で、通常太郎左衛門と云うと、
今月の英龍(ひでたつ・36代)の事を指します。
名代官で、伊豆の韮山に代官屋敷を持っており
武蔵、相模、伊豆、駿河の幕領を任されておりました。
●さて、幕末、幕府は、
ペリーの艦隊の江戸への上陸を避ける為に
品川沖に人工島を造り大砲を設置する事になりました。
英龍は、幕府の命を受けて、
その人工島の設計や、
大砲を設置する為の台場の設計を任されました。
又、大砲を作る為の製鉄所(反射炉)
を地元の韮山に造りました。実は、
英龍は、この反射炉の完成を見ることが出来ず病死しました。
反射炉を完成させたのは、息子の英敏です。
因みに、一番最初に反射炉を造ったのは、
佐賀藩(鍋島閑叟)です。
●又、英龍は、テレビドラマの水戸黄門のように、
庶民の服を着て、斎藤弥九郎(剣術の師)を用心棒として連れて
領地の視察にも回りました。



●写真は、英龍が設計した人工島の台場です。
遠景は、お台場(東京都)に有るビル群です。
●2月のよもやま話は、「信長最良の日・馬揃え」です。又、聞いて下さい。

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