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今月のよもやま話

平成17年3月・弥生

長州の話(毛利家)

●今月は、毛利元就(もうりもとなり)が生まれた月です。
そこで、毛利家(長州)の話です。
毛利家は、「関ヶ原の役」の戦後処理で、
家康に騙され一夜にして、中国10ヶ国の太守から、
周防、長門2ヶ国に減らされました。
その為、家康を恨んでいました。
居城も歴史が有り交通の便が良い山口か、
気候の温暖な防府のつもりでいましたが、
山陰の片田舎の萩に追いやられました。
●家臣は、それでも、
藩主輝元(てるもと・元就の孫)を慕い、無禄でも良いからと
着いて来ました。
その為、国が困窮して、
武士から百姓になった人が少なくはなかったです。
●それ故、「いつか仕返しをしてやる」と言う気持が
国中の人々に浸透しました。
●毎年元旦に家臣が並び、
藩主に新年の挨拶をしますが、その時に、家老が
「殿様、今年は、やりますか」(徳川を討ちますか。)藩主が
「まだまだ」と答えるのが慣例となっていました。



●萩城は、毛利輝元が4年がかりで造りました。
指月山の麓に有りますから指月城とも呼ばれております。
●今月はこれにてお仕舞です。
有難うございました。
●4月のよもやま話は「フランシスコ・ザビエル」です。又、聞いて下さい。

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Copyright 西室 博史 2003